ゴーヤの自家採種が終わって、他の野菜たちも今年は自家採種しようということになって、続いての登場は「きゅうりさん」です。
この「きゅうりさん」、見た感じは普通のきゅうりと変わらないように見えますが、実は30cmを優に超えています。種をとるには40cmくらいまで成長させる必要があります。そのため、この「きゅうりさん」が小さなきゅうりさんたちの栄養まで吸収してしまって、「ちびきゅうりたち」はなかなか成長しませんでした。(大きなきゅうりを収穫した後は、スムーズに成長しました!)
ゴーヤの自家採種と同じように、きゅうりさんも黄色くなるまで待ちます。
黄色くなってきたら、ひとまず収穫です。
大きさも色も一目瞭然。大きく、黄色くなりました。
ちなみに!背の高さは・・・?
左のきゅうり20cm。右のきゅうり43cm!!
重さは・・・?
左のきゅうり97g。右のきゅうり947g!!
高さが2倍になると、重さはおおよそ10倍にもなりました。
さらに追熟させます。(我が家の場合、外に放置しないで室内で追熟したので、黄色くなるまでおおよそ2週間くらいかかりました)2週間経つと、収穫した時より、バナナみたいな色に変化してきました。
発酵が進んで黄色い部分は、強く押すとへこみそうでした。
種を切ってしまわないように包丁で慎重に、少しずつ切り込みを入れていきます。
(次の画像は、集合体が苦手な方は怖いかもしれません!私も苦手なので、画像を小さくしています。)
あまりにも体がゾクゾクするので、せんせいがゼリーに包まれた種を、ゴーヤのわたを取るように、スプーンでシュルンと取ってくれました。
ゼリーに包まれた種はざっと200は超えていそうです!
これをビニル袋に入れて、空気を抜いてくくってさらに追熟すること4日。
ゼリーと種が分離し、軽い種(栄養価が少ない)は浮かび、重い種(栄養価が高い)は沈んでいました。
3回くらい水洗いしながら、種の周りについたゼリーを取ります。これは、畑を愛するせんせいが、来年のきゅうりさんのため、丁寧にきれいにしてくれました!(悲しいことに、Ajuより畑が好きなせんせい・・・。畑の時期はどこか寂しい・・・。)
浮かんでいる種は、発芽率が非常に悪いそうなので、下に沈んだ種を保存したいと思います。
これは私の出番!(笑)お箸で1粒、1粒並べて、乾燥させていきます。
ざっと、193粒ありました。疲れた〜。けど、並べるのが好きなので、楽しかったです。
きれいになったきゅうりの種さんたち。だいたい縦9mm、幅4mmの大きさです。お米の粒みたいです。
これからしばらく乾燥させてます。来年は種を撒くのが楽しみなお野菜が増えるな〜♪
種を採取したきゅうりは食べられそうにありませんでした・・・。
いつも収穫したきゅうりは、そのまま食べたり、冷麺の具材になったり、母ちんの昔ながらのぬか漬けになったり、生ハムを巻いたりします。
一度にたくさん収穫できた時は、こうやって夏バテしないように、せんせいがピクルスを作り置きしてくれます。(畑にヤキモチを焼くときもあるけど、やっぱりせんせいに愛されてます!!)