[2021]日本体力医学会で登壇することになりました

今回、日本体力医学会でお話させていただくことになりました。
「発達障がいのある人のフィットネスー発達障がいの特性の理解に向けてー」というシンポジウムでお話させていただきます。
三重県で開催予定でしたが、オンライン開催となりました。
今回はせんせいと一緒に登壇するのはもちろんのこと、永富先生と広沢先生と4人でのシンポジウムです!
永富先生とはこれまでに何度かzoomで打ち合わせをさせていただきました。優しくて、話しやすくて、知的な先生です。
時間をかけてどういうシンポジウムにしていくのかを固めてきました。といっても、Ajuの伝えたいことを話してくれたらいいんだよ。と自分の気持ちを打ち明けられる雰囲気を作ってくださいました。
その結果、これまでどんな体育の授業に困ってきたのか、特性がどのように運動を難しくさせるのか、どのような指導や授業だと参加しやすいのかについてお話することになりました。
おおらかな心構えで接してくれる先生方にとても感謝しています。

今は、発表に使用するパワーポイントづくりに一生懸命です。
自分のように、理由はよく分からないけど、なぜか体育の授業は緊張する、上手く指示が聞き取れない、動きがどんくさい、でも自分ではどうすればいいのか分からないで困っている人の力になれるようなお話ができればいいなと思っています。運動が「苦手」だから「嫌い」ではなく、「苦手」だけど「嫌いじゃない」と思えるような授業作りをしてもらえるようなメッセージを込めて話せるように頑張りたいです。

日時:2021年9月19日(日)
対象:会員限定

「発達障がいのある人のフィットネス-発達障がいの特性の理解に向けて -」
【シンポジウム概要】日本体力医学会は、体力ならびにスポーツ医科学の研究の進歩、発展を促進するとともにその成果の活用することをミッションとしています。体力≈フィットネスは健康・不健康者と問わず生きるために必要な要素です。身体活動や運動はフィットネス維持に必要ですが、身体にはなんら支障はなく運動が嫌いでもないのに他者との関係において運動を行うことに多くの困難をかかえている人たちがいます。このシンポジウムではその中でも自閉症スペクトラム・発達障がいとされている人たちのフィットネスについて考えます。シンポジウムではまず医学からみた発達障がいについて順天堂大学スポーツ健康科学部の広沢正孝先生にご紹介いただきます。続いて、「発達障がい」に教育の立ち場で向かいあっている立命館大学永浜明子先生と、ご自身「発達障がい」の当事者であるアーティストのAjuさんに発達障がいの特性を紹介していただくことによって、社会においてどのように「特性」を理解し、インクルーシブな社会に向かっていったらよいか、個人と社会の「フィットネス」について考えてきたいと思います。

 

 

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