[日記]音楽の日

この前音楽を聴きに行った。
これまで聴いてみたいと思う気持ちはあっても、初めての場所に緊張して蕁麻疹が出たり、音が耐えられないんじゃないかと思うと行けなかった。耳を塞いでしまうことが人を不快にさせてきたこともあり、なかなか一歩が踏み出せなかった。

でも聴いてみたいと思う気持ちが後押しして行ってみた。

やっぱり緊張する。
座る場所は出口に近くて、後ろの席。
音にびっくりしたとしても、いつでも出られるように。
耳を塞いでいる姿が、できるだけ人の目に入らないように。
音源から遠い方が大丈夫な気がするから。

大学の時、教室に座れるように事務の人と相談しながら分かってきた、私にとって緊張しにくい座席。

座ってから、始まるまでのほんの数分でも緊張する。
見慣れない場所、初めての場所に来ると、近くで見た風景を何度も頭の中で思い浮かべてしまう。
緊張が強いと、指を動かしたり、紙がなくても空中に指で絵を描いてしまう時もある。
窓の数6個、12個、三角屋根に、トンガリ屋根、思い浮かべて描いていると、自分がなくなりそうにならない。
初めての会場を見渡して、数を数えたり、線対称に配置されている物を見ると安心する。

私が絵を描くときに、何も見ないでいいのは、普段から緊張したときに視覚的に形や風景を思い浮かべる癖があるからかもしれない。見慣れない場所、初めての場所に緊張する自分を、目の前に映る会場(風景)より強くいつもの風景を思い浮かべることで、落ち着かせようとする自分がいるからかもしれない。

初め音にはびっくりしたけど、少しずつ慣れていった。
ノイズキャンセリングも持ってきていたけど、使わなかった。
指で耳を塞いだ。
指だと、ノイズキャンセリングよりも入ってくる音量を微調整しやすいから。
本当は全部の音を聴きたいけど、ある瞬間だけ苦手な音を小さくさせることができる。

途中から、耳を塞がなくなる場面が増えてきた。
耳が慣れてきたこともあるかもしれない。
聴きたいと思う気持ち、楽しいと思う気持ちもあるのかもしれない。
聴いてみようかなと思う時期が来るのかもしれない。
いろんな要因があると思うけど、嬉しかった。
生演奏を聴けている自分に驚いた。

楽しんでいたし、笑っていたような気もする。

生演奏が終わった後、自分に何度もこう言った。

「また聴きに来られるよ」

まだまだ聴いてみたい音楽がある。
クラシックも聴いてみたい。
ドヴォルザークもラフマニノフも聴いてみたい。
辻井伸行さんのピアノも聴いてみたい。
もしかしたら、劇も見にいけるかもしれない。
拍手はいつまで経っても苦手だけど、行けるかもしれない。
大好きなGReeeeNのコンサートも行ける日が来るかもしれない。

私にとって、この日は特別な音楽の日。

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