少し前に鍋焼きうどんを作った。
作ったと言っても、スープを入れて、野菜を切って、うどんを入れて、最後に卵を落とすという簡単料理。
それでも、母ちんはせんせい父との思い出が蘇るようで嬉しそうだった。
せんせい父が亡くなって、7年が経つけど、母ちんのせんせい父愛は変わらず、時々こぼれる言葉から会いたい気持ちが伝わってくる。
今もせんせい父がいなくて、すごく寂しいだろうな思う自分がいるのに、一緒に振り返ったり、お話ができなくてごめんね。話題を変えてしまう時もあってごめんね。
思い出すと涙が出そうになる時もあるし、せんせい父のいない暮らしはやっぱり楽しくないのかなぁと思う瞬間があって、ちょっと寂しくなっちゃう自分もいて。
でも、思い出は思い出すからその人と繋がっていられるんだよね。
分かってはいるけど、難しいなぁ。
母ちんとの暮らしも今年で10年目。反抗期みたいに、言うこと聞かなかったり、無愛想な態度を取ってしまうけど、母ちんのことのもせんせい父のことも大好きだよ。