今日友だちからハガキが届いた。
LINEもできるのに、気が向いた時にハガキを書いて連絡を取り合う仲。
ふらっと海外に出かける彼女から、ハガキが届く。
「本初子午線で年を超えたぜ〜!」とロンドンから。
「フォーと春巻きしかまだ食べていない」とベトナムから。
「氷河の上に立ったよ!」とアイスランドから。
「これからスロベニアから、クロアチアに向かいます!」と国境を渡る合間に。
ハガキ全面から「楽しいぜ!」と興奮冷めやらぬ様子が伝わってくる。
高校の時から、喜怒哀楽を全身で表現せずにはいられない彼女。
文字を読んだだけなのに、目の前で話を聞いているようだ。
体験した感動をありったけ書こうとして、ハガキの最後のほうは、文字がおしくらまんじゅう。
走る文字も、きっと頭の中で再体験しているんだろうなぁ。
コロナになってから海外から届くことはなくなったけど、気が向いたらお互いに書くのは変わらない。
二人に共通している「めんどくさがり」がやりとりを超スローにしているのは言うまでもない。
美術館や旅行に出かけて買ったポストカードが、引き出しに溜まる一方なのは、お互い様かもしれない。
引き出しを開けるたびに、「忘れてたわけじゃないけど、明日にしよう」と先延ばしにしてしまうんだよね。
それでも今日、「○○ちゃんから来てるよ〜。」とハガキが届いていると聞いて嬉しかった。
ブログを楽しみに読んでくれていることも嬉しかった。
きっと今、同じように心が痛くなって、怖くなっているけど、
「自分を持って、前向きにできることを」
と彼女自身にも言い聞かせるような励ましのメッセージもらったこと、嬉しかった。
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